miyamomarimoの役立つ知識

自分が調べた役立つ知識を提供します

各社の小容量プランについて

 

 

 

 前回は、KDDIが新たに導入する「スマホミニプラン」を紹介しましたが、 似たような段階制の小容量プランは、ドコモやソフトバンクも採用 しています。いずれも、実際のデータ使用量に連動して料金が上がっていく仕組み。データ使用量を1GB以下に抑えつつ、割引を適用すれば、大手キャリアのメインブランドとしては、比較的安価に回線を維持することができるのが特徴です。

 一方で、同じ段階制プランといっても、その中身はキャリアごとに異なっています。データ容量が無制限一択に近い大容量プラン以上に、差別化が図れている料金プランと言えるでしょう。その中身を分析することで、それぞれのキャリアが置かれている立場も見えてきます。今回は、ドコモの「5Gギガホ/ギガホ」やソフトバンクの「ミニフィットプラン+」をチェックしていきます。

 


ソフトバンクのミニフィットプラン+と、ドコモのギガライトをそれぞれチェックした

3GBまでで割高感のあるミニフィットプラン+、新みんな家族割も非対応

 データ容量の上限を、これまでの7GBから4GBに抑えたauスマホミニプランですが、 ソフトバンクの段階制プランは、それ以上に小容量志向 。ミニフィットプラン+の上限は3GBに設定されており、この容量を超えると、通信速度は128Kbpsに低下します。金額が上限に達するのは、2GBを超えた場合。割引適用前の正規料金は、5478円です。

関連記事

 

 

 ほかの容量帯の料金を見ると、1GB未満は3278円、1GB超2GB未満は4378円です。KDDIが2月に導入するスマホミニプランは1GB刻みで4段階だったのに対し、ミニフィットプラン+は上限が3GBと少ないぶん、ステップ数も3段階にとどめられています。後述するドコモのギガライトと比べても容量が少なく、3キャリアの中ではもっともライトユーザー志向と言えるかもしれません。

 


正規料金はグレーの文字の金額。上限は3GBで、料金は3278円から5478円の間で変動する

 ただし、“ライト”というのは容量だけの話。その金額は、お世辞にもライトとは言いがたい水準です。2GB超の料金である5478円は、サブブランドやMVNOと比べると割高感しかない金額。

 auが導入するスマホミニプランも、2GB超3GB以下の料金は5665円と高額になっていますが、これは、より上位のプランに誘導するために設定された金額と言えます。

 一方、ソフトバンクの場合、データ容量無制限の「メリハリ無制限」が7238円。そのままだと、ミニフィットプラン+の方が安いようにも見えますが、メリハリ無制限は「新みんな家族割」の対象になっています。そのため、同居人(シェアハウスなども対象)や離れて暮らす家族に2人、ソフトバンクユーザーを見つけるだけで、料金は6028円まで下がります。わずか550円の追加で3GBから無制限になるのであれば、こちらを選ぶ方がいいと考える人は多いでしょう。

 


ミニフィットプラン+の料金紹介ページでも、2GBを超える場合はメリハリ無制限をお勧めしている

 


メリハリ無制限は、割引前価格が7238円。ミニフィットプラン+にはない新みんな家族割もあり、3回線以上まとめるだけで料金は6028円まで下がる

 料金節約の観点では、 3GB以下の場合は、同じソフトバンクでも、サブブランドのワイモバイルやオンライン専用ブランドのLINEMOに変更した方が、圧倒的にお得 です。また、無制限ほどの容量は必要ない一方で、3GBでは足りないというときにも、選択肢はワイモバイルやLINEMOになります。両ブランドが、ソフトバンクの純増数を支えているのも、こうしたユーザーが多いことの表れと言えそうです。

他社よりデータ容量が多いドコモのギガライト、上限設定オプションも便利

 対する ドコモのギガライト(5Gギガライトも含む)は、もう少し“実用的”な料金体系 になっています。ギガライトの最大容量は先に述べたように7GBと、KDDIソフトバンクに比べるとやや多め。1GB、3GB、5GBを超過するごとに料金が上がっていき、7GBに達すると128Kbpsに通信速度が制限されます。

 

 

 

 料金は1GB以下が3465円、1GB超3GB以下が4565円、3GB超5GB以下が5665円、5GBを超えると7GBまで6765円で利用できます。また、新みんな家族割が非適用になるソフトバンクのミニフィットプラン+や、家族割プラスが3回線で550円に縮小されてしまうKDDIスマホミニプランとは異なり、「みんなドコモ割」が適用されると、3回線で1100円の割引を受けることができます。dカードで支払うと、「dカードお支払割」も適用され、1GB以下であれば、2178円で済みます。

 


ギガライトは、3465円から6765円に料金が変動する段階制プラン。ステップは4段階だが、最大のデータ容量は7GBと他社より多い

 


家族割引のみんなドコモが、全ステップに適用される。割引額も3回線で1100円と、他社の段階制プランより大きい

 また、1GBを超えると3GBまで4565円、みんなドコモ割とdカードお支払割適用時で3278円という料金設定も、大手キャリアの中では割安感があります。3GB超5GBまでの5665円、割引適用で4378円というのも、まずまずの料金と言えるでしょう。ただ、料金的には、1GBを超えるとオンライン専用プランのahamoが視野に入ってきます。5GB超7GB以下に6765円支払うのであれば、1650円差でデータ容量が無制限になる「5Gギガホ」を選ぶ人もいるでしょう。他社よりやや中容量に振ったギガライトですが、やはりメインターゲットは小容量のユーザーであることが分かります。

 このような使い方をする人のために、ギガライトには「ギガプラン上限設定オプション」という設定が用意されています。これは、好きなステップでデータ容量を止めるためのオプション。このオプションがあるため、ギガライトは段階制プランではありますが、データ容量別の料金プランに近い感覚で利用することができます。 実質的に、1GBプラン、3GBプラン、5GBプラン、7GBプランを用意しているのと同じ というわけです。

 


ギガプラン上限設定オプションを使うと、ギガライトを1GBプラン、3GBプラン、5GBプラン、7GBプランとして利用することが可能だ

 段階制の料金プランは、使ったデータ通信の量に応じて料金を支払う公平な仕組みではある一方で、データ通信は目に見えないだけに、気づかないうちに使いすぎてしまうことがあります。スマートフォンの場合、バックグラウンドで通信するため、よりユーザー側の管理が難しいと言えるでしょう。これは、 気づかないうちに、お金を使いすぎてしまう心配があるのと同義です 。毎月、決められた予算を携帯電話代に割り振っている人にとって、上限を自分で決められるのはうれしい仕組みと言えるでしょう。

大手3キャリアで一番使いやすい「小容量プラン」は?

 ここであらためて、ドコモ、KDDIソフトバンクの料金プランを横並びで比較してみます。

 グラフ化したのは、次の3通り。

 割引適用前と、家族割引やクレジットカードでの割引を適用した場合、さらに、光回線まで含めた各種割引をすべて適用した場合です。グラフにしてみると一目瞭然ですが、やはりドコモのギガライトが使えるデータ容量の多さや金額の安さで群を抜いています。先に挙げたギガプラン上限設定オプションに対応していることもあり、使い勝手は一番いいと評価できます。

 


各種割引適用前の金額。2GBまではソフトバンクが安いが、それ以降はドコモの安さが際立つ

 


ソフトバンクは新みんな家族割の適用対象外のため、この条件だと一気に割高感が出る。ドコモは割引額が大きいぶん、料金が安くなった

 


上記に固定回線とのセット割まで含めたグラフ。この場合、auソフトバンクは途中までグラフが重なる。1GB以下は3社とも同額だが、以降はドコモが安い

 一方で、KDDIソフトバンクには、UQ mobileやワイモバイルといった選択肢があり、同じネットワークで料金を抑えたいときには、ブランド変更する手があります。ショップを使わなくていいのであれば、povo2.0やLINEMOといったオンライン専用プランを選ぶこともできます。これに対し、ドコモには、いわゆるサブブランド的なブランドがありません。ドコモ回線で低容量の料金プランを選ぼうとすると、ギガライト一択になってしまうということです。

 


UQ mobileやワイモバイルの料金プランをギガライトに合わせて7GBまでグラフにプロットした。3GB超5GB以下は、両社ともプランMへの変更ではなく、データ容量の増量オプションを適用した金額

 ahamoは確かに割安ではありますが、オンライン専用プランというやや特殊な立ち位置であることに加え、povo2.0やLINEMOのような小容量プランがありません。逆に、大盛りオプションでデータ容量を計100GBまで上げることはできますが、どちらかと言えばヘビーユーザー向け。データ使用量が多い若者をターゲットにした料金プランのため、低容量から中容量までを幅広くカバーした他社のサブブランドとは位置づけが少々異なります。

 これをドコモ側の視点で見ると、ギガライトとahamoだけで、他社のサブブランドと戦っていかなければならないということです。KDDIソフトバンクのように、段階制プランのデータ容量を少なくしたり、料金を上げたりしてしまうと、UQ mobileやワイモバイルに対抗しづらくなるとも言えるでしょう。実際、ahamoを導入前は、ドコモから他社への流出が多く、毎月のように転出超過になっていました。当時は、特にワイモバイルの影響が大きく、低容量帯から中容量帯で苦戦していました。

 


上記のグラフにahamoを加えたもの。ahamoでサブブランドに対抗できるようになった一方、5GB以下の小容量帯がまだ弱いことが分かる

 ahamo導入でドコモからの流出が減ったのは、そのためです。とは言え、上記のように、サブブランドと比べるとギガライトはまだまだ料金が高止まりしているのも事実。特に5GBや3GB以下で済む低容量帯のユーザーには、割高感があります。この層に向け、ドコモは「エコノミーMVNO」を展開していますが、メインブランドと同じ母体で運営している他社のサブブランドと比べ、打ち出しが弱い印象もあります。この分野をどう強化していくのかは、ドコモにとって今後の課題と言えるでしょう。

タクシーアプリ『GO』がd払いとの連携CPスタート

NTTドコモは、「d払い」とMobility Technologiesのタクシーアプリ「GO」を連携し、条件を満たしたユーザーにdポイントを最大5500ポイント進呈するキャンペーンを開始した。終了日は未定。

 

 「d払い連携で超お得にGO!キャンペーン」では、期間中、「GO」アプリの決済方法に初めて「d払い」を設定すると、先着5万人にdポイント(期間・用途限定)が500ポイント進呈される。

 


 また、「GO」アプリの決済方法に「d払い」を設定してタクシーを利用し、初めて決済を完了すると、dポイント(期間・用途限定)が最大2500ポイント進呈される。

 さらに、「GO」アプリにおけるタクシー利用で、「d払い」による2回目以降の決済を完了すると、決済金額の最大20%分(1回あたりの上限は500ポイント)が付与される。合計2500ポイントに達するまで進呈され、先述の還元とあわせて合計で最大5500ポイントの還元となる。

 

タクシーアプリはタクシーを利用する人は一回は使ってると思います。

現金で払うよりも、d払いで払った方がポイントもつくのでぜひ一回利用してみてはいかがでしょうか

自転車保険ならauで!

KDDIは「au自転車サポート50万人突破! 新規加入でPontaポイント最大10,000ポイントが当たる! キャンペーン」を開始した。期間は4月15日まで。

 


 期間中、「au自転車サポート」に新規加入すると、抽選で毎月1000人にPontaポイントを最大で1万ポイント付与する。1等は毎月100人に1万ポイント、2等は毎月200人に3000ポイント、3等は毎月300人に500ポイント、4等は毎月400人に100ポイントが付与される。抽選は期間中、毎月実施され合計で3000人にポイントがプレゼントされる。

 


Pontaポイント
期間当選人数(ひと月あたり)
1等
1万
300人 (100人/月)
2等
3000
600人 (200人/月)
3等
500
900人 (300人/月)
4等
100
1200人 (400人/月)
 各月15日までにau自転車サポートに申し込むと、当月末までにポイントが加算される予定。ポイント加算時にau自転車サポート会員を継続している必要がある。申込み窓口は問われない。

 au自転車サポートは、自転車利用時のトラブルに巻き込まれた際などにサポートを受けられるサービス。故障時のロードサービスや事故対応の補助に加えて、健康、育児、近隣トラブルなど日常の困りごとについて、専門家による電話でのアドバイスも受けられる。2020年4月に提供が開始され、2022年9月には利用者数が50万人を突破した。

「超PayPay祭」が2月15日にスタート、最大100%還元の「超ペイペイジャンボ」も

 

 


 PayPayは、2月15日~4月16日まで「超PayPay祭」を開催する。今回は、最大で決済金額の100%が当たる「日本全国全額チャンス!超ペイペイジャンボ」の詳細が発表された。

 


 「日本全国全額チャンス!超ペイペイジャンボ」では、全国の加盟店(オンライン含む)で「PayPay」を利用すると、4分の1の確率で1等~3等のいずれかが当たる抽選が実施される。

 1等は決済金額の100%、2等は決済金額の5%、3等は決済金額の0.5%が、PayPayポイントとして付与される。上限は、10万ポイント相当/回および期間。

 

 

 

 条件を満たすと、抽選回数が増えるしくみも用意されている。「PayPayあと払い」で決済し、本人確認を済ませている場合は最大3回の抽選となる。いずれかを満たす場合、最大2回の抽選となる。

auの新料金プランについて検証してみた

KDDIは、2月1日に「スマホミニプラン 5G/4G」を導入します。これは、データ利用料が少ないユーザーのための料金プラン。これまでは、同種のプランとして展開していた「ピタットプラン 5G/4G」を置き換えるかたちになり、同プランの新規申し込みは1月31日で終了します。

 あくまで別プランとして用意されているため、既存のピタットプランがそのまま置き換えられてしまうわけではありませんが、契約を変更するかどうかはユーザー次第です。

 

 

 

 ただ、スマホミニプランは、上限が4GB。各種割引適用前の価格は最大で6215円と、少々割高感があります。また、「家族割プラス」も2人契約で550円、3人以上で1100円だった割引が、それぞれ220円、550円に下がっています。使えるデータ容量の最大値が下がりつつ、値段的にもピタットプランのユーザーが乗り換える必然性は薄いような印象です。

 


 では、スマホミニプランはどんなユーザー向けなのでしょうか。駆け込みでピタットプランを契約する必要性があるかどうかも、合わせて検証しました。

 


KDDIは、2月1日にスマホミニプランを導入する。これに伴い、同じ段階制プランのピタットプランは1月31日で新規申し込みが終了する

同じ段階制プランながら、上限や割引が異なるスマホミニプラン

 2月1日から導入されるスマホミニプランは、1GB刻みで金額が上がっていく段階制の料金プランです。各種割引適用前の金額は、1GBまでが3465円、1GB超2GBまでが4565円、2GB超3GBまでが5665円、3GB超4GBまでが6215円です。

 上記のように、家族割プラスが適用されるほか、「auスマートバリュー」や「au PAYカードお支払い割」の対象にもなり、フル適用の場合の金額は2178円、3278円、4378円、4928円です。4GBを超えてしまうと、通信速度が300Kbpsに制限されます。

 


1GBごとに料金が上がっていく仕組みで、割引適用前の価格は3465円から。4GBを超えると300Kbpsに速度が制限される(ただし、導入当初は128Kbps)

 3GBを超えた場合は4928円ですが、これは、ピタットプランの4GB超7GB以下の金額と同じ。ピタットプランの素の価格は6765円とスマホミニプランより割高ですが、家族割プラスが3人以上で1100円と大きいため、割引適用後の金額が並ぶというわけです。

 スマホミニプランは4GBまでの料金体系になっていることもあり、少なくとも毎月のデータ使用量が4GBから7GBに収まっているユーザーには、プラン変更するメリットがありません。使えるデータ容量が減り、金額は変わらないからです。

 1GB以下に収まっていた超低容量のユーザーは、新旧どちらの料金プランでも金額は同じです。割引適用前の金額はどちらも3465円。各種割引を全部乗せした際の金額も、2178円になります。

 au回線を維持しておきつつ、メールなどのデータ量が小さなサービスをたまに使うだけといった目的の場合、新旧どちらのプランでもいいと言えるでしょう。ただし、割引の仕組みが少々異なるため、結果として最終的な料金が変わってくる可能性はあります。

 


こちらは、現行の段階制プランとなるピタットプラン。料金は3段階に変動する。ただし、1GB以下の割引前料金はスマホミニプランも同じ。割引適用時は4GB超の金額も、スマホミニプランの3GB超と同額になる

 現状のピタットプランは、3人以上でauを契約するだけで料金が2178円まで下がります。1GB以下の場合、auスマートバリューは非対応のため、固定回線の契約の有無は問いません。

 これに対し、スマホミニプランは家族3人で契約しつつ、さらにauスマートバリューを適用しなければ2178円にはなりません。家族割プラスが最大550円になった影響が、ここに出ている格好です。

 どちらかと言えば、家族で契約するより、固定回線を引く方がハードルは高め。その意味では、データ使用量の少ないユーザーも、ピタットプランに入れるうちに入っておいた方がいいと言えそうです。

 


ピタットプランの方が、家族割プラスの割引額が大きい。逆に、auスマートバリューは1GB以下の場合、割引が効かなくなる

 すでにauひかりなどの固定回線を引いている人で、毎月のデータ使用量が1GB以下に収まっている場合で、かつ家族3人以上で契約できるようであれば、ピタットプランとスマホミニプラン、どちらを選んでも金額は変わりません。あわてて1月中にピタットプランに変更する必要はないことになります。

 逆に、固定回線を引いている一方で家族がauでまとまっていない場合には、スマホミニプラン化することで金額が安くなるケースもあります。

 たとえば、家族割プラス非適用でauスマートバリューが適用されている人は、ピタットプランが3465円なのに対し、スマホミニプランは2915円になります。家族割プラスの有無によっては、プラン変更してしまった方がいいこともある点は覚えておきましょう。

2GB超えや家族割プラス適用のユーザーはピタットプランを維持すべし

 では、1GB超はどうでしょうか。ピタットプランは、1GBを超えると料金が5115円に上がり、4GBまでこの金額が続きます。各種割引をフル適用すると、料金は3278円まで下がります。

 これに対し、スマホミニプランは2GBまでが4565円(割引後は3278円)、3GBまでが5665円(同4378円)、4GBまでが6215円(同4928円)と細かく分かれています。まず、割引非適用の場合、1GB超2GBまでならピタットプランよりスマホミニプランの方が割安になります。

 そのため、家族にau回線を契約しているユーザーがいなかったり、auスマートバリューを組めなかったりするようであれば、2月1日を待ってスマホミニプランに変更した方がいいでしょう。

 割引フル適用時はどちらを選んでもOK。2GBまでは、ピタットプランもスマホミニプランも料金は変わらないからです。ただし、1GB以下のときと同様、どの割引が適用されるかで金額は変わってきます。

 


割引適用前の場合、1GB超2GB以下ならスマホミニプランの方が安い。1GB以下は同額のため、このケースに当てはまるユーザーはプラン変更しても損はなさそうだ

 家族割プラスだけが適用される場合、ピタットプランの方がお得。これに対し、auスマートバリューまで含めると2GBまでの金額は並びます。

 条件次第で金額が変わってしまうため、一概には言えませんが、2GB以下で割引が適用できない場合はスマホミニプラン、家族割プラスだけが適用されるならピタットプラン、割引フル適用の場合はどちらを選んでもOKと言えるでしょう。少なくとも、単身でかつ2GB以下の場合は、スマホミニプランの方が優遇されている格好です。

 ただ、2GBを超えると、スマホミニプランがとたんに割高になります。“素の料金”がピタットプランの1GB超4GB以下の金額である5115円を超え、割引適用後の金額も上がってしまうからです。

 こうした点を踏まえると、スマホミニプランは2GB以下の利用者の一部にお得になる新料金というような評価ができます。また、3GBを超えると、データ通信が使い放題になる「使い放題MAX 5G/4G」も視野に入ってきます。同プランは、素の価格が7238円。割引フル適用で4928円まで料金が下がります。

 


3GBを超えると、使い放題MAXの料金が視野に入ってくる

 割引適用前で1023円、割引適用後ならわずか550円の違いしかなく、これならデータ容量の残りを気にしなくて済む使い放題MAXの方が断然オススメ。その意味で、スマホミニプランのターゲットは実質的に3GBまでのユーザーがターゲットと言えるでしょう。ピタットプランよりも、小容量の方向に振りつつ、使い放題MAXに誘導していく意味合いがより強くなった格好です。

 auブランドにこだわりつつ、2GBから7GBの範囲に収まっている既存のユーザーは、ピタットプランを維持するのが得策と言えます。

新旧段階制プランをグラフで比較、サブブランドやMVNOも要検討

 ここまでの話を、グラフにまとめてみました。まずは割引適用前の料金。実際には、折れ線グラフのような形でデータ使用量に比例して徐々に金額が上がっていくわけではないので、ここでは容量ごとにつけられた「○」の高低を比べてみてください。

 上記のとおり、2GBまではスマホミニプランの方が安いか、同額であることが分かります。一方で、2GBを超えると料金は逆転します。3GBを少し超えるようなユーザーの場合は、ピタットプランの方がいいことがこのグラフからも読み取れます。

 


割引適用前の場合、2GBを境に料金が逆転する

 次に、家族割プラスとauスマートバリュー、au PAYカードお支払い割をすべて適用した場合をグラフ化してみました。こうすると、ピタットプランの安さが一目瞭然になります。

 2GBまでは同額ですが、データ使用量がそれ以上になると、料金的にはピタットプランに軍配が上がります。特に、2GB超から4GBまでの金額が3278円とリーズナブル。毎月のデータ使用量がこのぐらいに収まり、かつau回線がどうしても必要なときには、1月中にピタットプランを契約するといいでしょう。

 既存ユーザーは、無理にプラン変更すると料金が上がってしまうので注意が必要です。

 


割引フル適用の場合、2GBまではどちらを選んでも同じ、それ以上はピタットプランの方が安くなる

 もう1つ、割引適用前と割引フル適用の中間にあたる、auスマートバリューのみ非適用の場合をグラフ化してみました。

 auスマートバリューは適用される固定回線の範囲が広いのが特徴ですが、住んでいる場所や住宅事情によっては、どうしても対象回線を契約できないこともあります。モバイルはauを使いつつも、固定回線だけはNTTやnuroといった組み合わせになっているケースは決してレアとは言えないでしょう。そんな想定での料金比較です。

 この場合、1GB超2GB以下で金額が並ぶものの、ほかはすべての容量帯でピタットプランの方がお得になります。家族割プラスの金額が大きいぶん、どうしてもピタットプランが有利になるというわけです。

 このように比較していくと、ピタットプランからスマホミニプランへの置き換えで、KDDIが対象ユーザーをより限定していることが読み取れます。5Gのエリア拡大に伴い、データ容量無制限をauのブランドイメージにしていきたい意思の表れと言ってもいいでしょう。

 


auスマートバリューが非適用だと、全体的にピタットプランの方が安くなる

 もっとも、auはあくまでメインブランドで、データ使用量の多いヘビーユーザー向けです。低・中容量のユーザーに向け、KDDI自身も低料金ブランドのUQ mobileやオンライン専用ブランドのpovo2.0を運用しています。

 メインブランドのauは、ピタットプランですら“ギガ単価”は割高。スマホミニプランの導入を機に料金プランを見直し、このような別ブランドに移ってしまうのも手と言えるでしょう。

 UQ mobileは、「自宅セット割」さえ適用できれば料金は3GBで990円。povo2.0に至っては、素の料金として3GB/30日のトッピングが990円で提供されています。最低でも3000円以上かかるピタットプランやスマホミニプランと比べると、明らかに割安です。また、au回線を借りるMVNOであれば、さらに料金を下げることも可能になります。

 


そもそも、単純な料金比較であれば、サブブランドのUQ mobileの方が圧倒的に安い。無理をしてauの段階制プランに留まる必要はないと言えるだろう

 とは言え、auブランドにしかないサービスがあるのも事実。一例を挙げると、iPhoneと同じ電話番号でApple Watchの発着信が可能な「ナンバーシェア」があります。

 UQ mobileやpovo2.0は、この機能に非対応。実は筆者も、iPhoneau回線を使っていますが、ナンバーシェアのために、UQ mobileやpovo2.0に完全移行できていません。デュアルSIMでデータ通信だけpovo2.0にしつつ、主回線としてはauをピタットプランで維持しています。家族にはauユーザーもおらず、いずれの割引も非適用です。

 


ただし、サービスには違いもある。一例として挙げたナンバーシェアは、auのみの提供。UQ mobileやpovo2.0は非対応だ

 このような場合、1GBを超えるとガッツリ料金が上がってしまうピタットプランより、スマホミニプランの方が使い勝手はよさそうです。ほかにも、5のつく日やPontaの日のポイント還元率や還元額に違いがあるなど、メインブランドにはメインブランドの存在意義があります。

 どちらかと言えば、筆者のような使い方はマジョリティではなさそうですが、似たような境遇のユーザーは、スマホミニプランに変更するかどうかを検討してもよさそうです。

最新のAndroid利用している方は要注意!!!

 NTTドコモ楽天モバイルソフトバンクKDDIはそれぞれ、Android 12以降を搭載したスマートフォンの緊急通報機能について、誤発信や確認に関する注意を促した。

 


 Android 12以降を搭載したスマートフォンには、電源ボタンを5回以上すばやく押すことで緊急通報できる機能が備わっている。本機能を意図せずに使い、誤発信してしまうことがあるという。NTTドコモによれば、2022年12月、警察庁から相談があり、調査の上で今回の呼びかけに至った。

 本機能の設定状況は、「設定」→「緊急情報と緊急通報」→「緊急SOS」→「緊急SOSの使用」から確認できる。

 ソフトバンクによると、Pixelシリーズ、Xperia 1 III、Xperia 5 III以外の機種は初期設定が「OFF」になっているという。

 

結構この案件増えているみたいなので、設定でOFFにしてしまいましょう。

この機能便利だとは思いますが、方法はもうちょい特殊なものにしたほうがよかったのでは、、、

電源ボタンは予期せず連打してしまうこととかありますからね。

 

皆さんお気をつけて。

MVNO JCOM

J:COM MOBILE」のイチオシポイントは「安い、速い、いっぱい使える」ことです。2022年9月の「MM総研 MVNO通信品質調査」でも、通信品質も高く評価いただいております。

 加えて、ネットなど対象のJ:COMサービスとセットでご利用いただくことで、月額料金はそのままで、データ増量される「データ盛」がとてもご好評いただいています。

 


 私の場合、5GBの契約をしていますが、倍の10GBも使えます。しかも、余ったデータ容量は翌月に繰り越しもできますので、あまり使わなかった月の分も無駄なく使用できます。

 さらに、26歳以下の方であれば、現在絶賛申込受付中の「J:COM 最強ヤング割」適用で、なんと550円(6カ月間)だけで使えてしまいます!

 また、通信品質については、格安スマホだと皆さん最も気になる部分だと思いますが、安心のau回線を利用しており、5Gにも対応しております(追加料金なし)。また、余裕を持って帯域を確保しているので、特に混みあいがちなお昼や通勤通学時間帯でもサクサク使えるとご好評をいただいています。

オススメプラン

プランA:26歳以下でパケットもネットもガツガツ使う方
プラン名: J:COM MOBIE最強ヤング割
月額料金: 6カ月間 10GB550円~
オススメポイント:
 26歳以下の方でJ:COM MOBIEとJ:COM NETをご利用の場合、「J:COM 最強ヤング割」と「データ盛」適用で、J:COM MOBIEが6カ月間「10GB 550円」で利用可能!

 しかも、ご家族も対象になります。おうちのネットも「次世代AI Wi-Fiがついて6カ月900円」でみんなまとめておトク!来年からの新生活にもピッタリです!

プランB:60歳以上で、はじめてスマホを使う方に「シニア60割」
プラン名: J:COM MOBILE Aプラン ST 1GB(データ盛適用時5GB)
月額料金: 1078円(12か月目まで、13カ月目以降1628円)
オススメポイント:
60歳以上の方で、初めてスマホでも安心なご自宅への訪問サポートが最大3か月間無料! しかも、かけ放題(5分/回)も12カ月間無料でご利用いただけます!