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つみたてNISAのはじめ方

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1「つみたてNISA」のはじめ方 ①「NISA口座」を開設しましょう

「つみたてNISA」をはじめるには、何はともあれNISA口座を開設する必要があります。なぜなら、利益に対して非課税となるのは、このNISA口座を通じて売買した場合に限られるからです。

 


無事に口座を開設できたら、NISA口座に資金を入金しましょう。
半年分、1年分などまとめて入金しておけば、その都度入金の手続きをする手間も省けます。指定の銀行口座から毎月決まった金額を自動的に引落ししてもらえる「銀行引落サービス」を活用すれば、毎月の家計の中での管理もしやすいですね。

「つみたてNISA」のはじめ方 ②初心者にとってのメリットを確認しましょう

資金が入金できたら、いよいよ商品を選んで積立の設定を行うことになりますが、実はここにも「つみたてNISA」の大きな特徴があります。それは、つみたてNISAの対象商品が、例えば、公募株式投資信託であれば販売手数料が無料(ノーロード)であること、信託報酬が一定水準以下であること、分配頻度が毎月でないことなど一定の基準を満たしたものに限られているということ。そのため、初めて資産運用にチャレンジする方にとってかなり商品選びのハードルが低くなっています。

 


商品選びのポイントは?

では、実際のところ、つみたてNISAをはじめようと思ったときに、どうやって商品を選んでいけばよいのでしょうか。

ここで大切なポイントは、どの商品がよいかの前に、自分に合った資産配分を考える、ということです。

何のためにお金を増やしたいのか

20年後、30年後の老後の生活のためなのか、家族で温泉旅行に行ったり、美味しいものを食べにいったりといった目先の楽しみのためなのか。つみたてNISAに回す資金以外に、どのくらいの貯蓄があるのか。ここから先、いつ頃、いくらぐらいの出費が控えているのか。そもそも自分自身の性格として、いくらぐらいまでなら一時的に資産が減っても耐えられそうか。

こういった個々の事情によってどこまでリスクを取れるのかは異なってきます。まずはこういったことを自分に問いかけながら、どのぐらいの利回りを目指すべきなのかを考えていきましょう。

利回りを決めて、資産配分を確認してみましょう!

資産配分に絶対的な正解はありませんが、イメージとして、年2%ぐらいの利回りを目指すのであれば、資産の中心を元本保証の預貯金や、比較的低リスクの国内債券に置きながら、国内の株式を少し組み入れていくといった感じになるかもしれません。
年4%であれば、さらに海外の株式や債券での運用も加えていくとよいでしょう。いわゆるバランス型と呼ばれる投資信託を活用すれば、初心者の方でも簡単にこうした分散投資を実現することができます。 年6%やそれ以上を狙うとすると、相場にもよりますが、さらに大きなリスクを取る必要が出てきます。

利回りに応じた資産配分のイメージ

 


“貯蓄から投資へ”という流れのもと、一般NISAからつみたてNISAへと、NISA制度も進化を遂げています。これは私たちにとってとても嬉しい追い風です。そして、こうした制度の誕生が、自分がどんな生活を送りたいのかを考えるきっかけになり、資産運用のはじめの一歩を踏み出すことができたら、それは未来に向けた大きな一歩となるはずです。

 


NISA・つみたてNISAのご注意事項

• 配当金等は口座開設をした金融機関等経由で交付されないものは非課税となりません
NISAの口座で上場株式等の配当金を非課税で受け取るためには、配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」に事前にご登録いただく必要があります。

• リスク及び手数料について
SBI証券の取扱商品は、各商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、SBI証券WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

• 同一年において1人1口座(1金融機関)しか開設できません
NISA・つみたてNISAの口座開設は、金融機関を変更した場合を除き、1人につき1口座に限られ、複数の金融機関にはお申し込みいただけません。金融機関の変更により、複数の金融機関でNISA・つみたてNISAの口座を開設されたことになる場合でも、各年において1つの口座でしかお取引いただけません。また、NISA・つみたてNISAの口座内に保有されている商品を他の年分の勘定又は金融機関に移管することもできません。なお、金融機関を変更される年分の勘定にて、既に金融商品をお買付されていた場合、その年分について金融機関を変更することはできません。

• NISA・つみたてNISAで購入できる商品はSBI証券が指定する商品に限られます
SBI証券における取扱商品は、NISA・つみたてNISAで異なります。NISAは国内株式(現物株式、ETFREIT、ETN、単元未満株(S株)を含む)、公募株式投資信託、外国株式(米国、香港、韓国、ロシア、ベトナムインドネシアシンガポール、タイ、マレーシア、海外ETFを含む)、つみたてNISAは公募株式投資信託となります。※取扱商品は今後変更の可能性があります。

• 非課税投資枠が設定され、売却するとその非課税投資枠の再利用はできません
NISAの非課税投資枠は年間120万円、つみたてNISAの非課税投資枠は年間40万円までとなります。NISA・つみたてNISAの非課税投資枠は途中売却が可能ですが、売却部分の枠の再利用はできません。また、投資を行わなかった未使用枠の翌年以降への繰越しはできません。
投資信託における分配金のうち特別分配金(元本払戻金)は、従来より非課税でありNISA・つみたてNISAにおいては制度上のメリットは享受できません。

• 損失は税務上ないものとされます
NISA・つみたてNISAの口座で発生した損失は税務上ないものとされ、一般口座や特定口座での譲渡益・配当金等と損益通算はできず、繰越控除もできません。

• NISA とつみたてNISA はいずれかの選択制です
NISA・つみたてNISAは選択制であり、同一年に両方の適用を受けることはできず、原則として変更は各年においてお申し込みいただく必要があります。

• つみたてNISAでは積立による定期・継続的な買付しかできません
つみたてNISAでのお取引は積立契約に基づく定期かつ継続的な方法による買付に限られます。

• つみたてNISAではロールオーバーができません
つみたてNISAはNISAと異なり、ロールオーバーにより口座内に保有されている商品を異なる年分の勘定に移管することはできません。

• つみたてNISAでは信託報酬等の概算値が原則として年1回通知されます
つみたてNISAで買付した投資信託の信託報酬等の概算値を原則として年1回通知いたします。

• つみたてNISAでは基準経過日における氏名・住所の確認が求められます
つみたてNISAでは口座を設定してから10年経過日、および以後5年を経過するごとに氏名・住所等の確認が必要となります。当社がお客さまの氏名・住所等が確認できない場合にはお取引ができなくなる場合もございますのでご注意ください。